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“やってみたい”の大事な気持ち。支援施設・小池更生園のみんなと頑張る製品づくり#SPOTプロジェクト(4)


地元企業が提供した廃材を、地元団体で商品化することで地域の活性化及び地域のことを市民に知ってもらおうという”SPOT(スモール・ピースオブ・タウン)プロジェクト“。

「紙パック編」の素材提供企業はコーシン乳業株式会社さんです。デザイン変更で不要となった紙パック500枚をお預かりし、障がいを持つ人の支援施設・小池更生園の皆さんと一緒に製品化に取り組みます。

前回までにパックから原料である「パルプ」を取り出し、それを水と混ぜ合わせて木枠に流し込みました。コーシン乳業株式会社・わっか・そして小池更生園のみんなで作り上げる「素敵なもの」、作業スタート!

残りのパルプもミキサーにかけていきます


前回の作業で残っているパルプも、ミキサーで水と混ぜ合わせていきます。今回も、みんなで作業がしやすくなるために「小池更生園」の皆さんがあらかじめパルプをお水にひたしておいてくれました

みんなで楽しく作業ができるのも、こうした準備があってこそ。いつもありがとうございます。


ハンドミキサーを使って紙をトロトロにしていきます。グワーンと大きな音がするので、初めは怖がっていた入居者さんもいましたが…一人では怖いことも二人でやれば、やっぱり大丈夫!ミキサーによくかけて、良い具合でトロトロになってきました。

八千代市ならではの「素敵なもの」


八千代市内で摘んできた花びらをパルプの上に散りばめて彩りを加えていきます。八千代市内で生まれ変わろうとしている紙パックと、八千代市内で咲いていた花のコラボレーションです。

皆さんそれぞれ思い思いに花を散りばめて、彩りが加わりました。思わず「きれーい!」との声。なかには「ごはんにふりかけをかけてるみたい!」との声も(笑)それぞれにキュートな個性があって素敵です。

木の枠でパルプと花びらをすき上げます


水面に浮かぶ花びらをみんなでしばし眺めた後は、木の枠を使ってすき上げ作業です。


みんなで楽しくやりつつも、なかなか難しい作業ではあったのですがお一人、名人級の腕前の方が。噂には聞いていた小池更生園の技術力。あっぱれです!

そして、一人一人に大切な個性があるように、一枚一枚にも大切な個性を。そんな思いを込めて、もっと彩りを加えていきます。


私も花びら、やりたい!

 
次の作業に移ろうとすると、「私も花びら、やりたい!」との入居者さんの声が。いい感じです!その「やりたい」という一人一人の思いを大切に。

やりたいことは、やってみましょう!


また一枚、個性的なカタチが出来上がりました。

実はこの入居者さん、今回は気持ちが落ち着かず前回にくらべ不安な表情も見られたのですが、この時ばかりは「やりたい」という気持ちを言葉にしてくれ、とってもいい表情で作業に取り組んでくれました。



これも「一人一人の気持ちを個性を大切にする」という更生園の思いがあってこそ。小池更生園、本当に素敵な人たちが集まる場所です。

そして一枚一枚にこうした小さいけれどかけがえのないドラマがつまっていることを、完成したものを手にしてくれた方々にも感じてもらえたら嬉しいです!


慎重にパルプを移動させます


木の枠を外し、すだれの上の置かれた状態になったパルプを布の上に移動させていきます。とっても慎重な作業、みんなで集中です


すだれを二人でそっと持ち上げ、紙の面が下になるようにしめった布の上に下ろします。軽くトントンと叩いてから…

すだれにパルプが残らないようにゆっくりとはがします。ゆっくり、ゆっくり…そして!


見事に布の上に移動しました。とっても綺麗です!ここからラックにかけて何日か乾燥させます。

次回はついにお披露目です!

八千代市のいろんな人、いろんなモノが混ざりあって、八千代市ならではのひとつのカタチが出来上がろうとしています。次回はついに完成した「素敵なもの」のお披露目です。お楽しみに!


編集後期

取材・編集/嶋川智也
有機農家の奥さん(はっするファーム)と猫(茶トラ)とのんびり暮らしています。 宅老所いしいさん家の元職員。地域が繋がっていく輪の中に何かしらのカタチで加わらさせていただけたらと思っています。好きな言葉は「にゃー」。