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52間の縁側

じゃぶじゃぶ池と畑とヤギ〜 土地の様子と間取りをご紹介します〜密着!52間の縁側ができるまで



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イロンナ人やイロンナものを取材・紹介していくこの場所では、千葉県八千代市に誕生予定の施設 “ごじゅうにけんのえんがわ” ができるまでにも密着していきます。

今回は2020年8月現在、整地工事の進む土地の様子と、中の間取りをご紹介します。

★プロジェクト「52間の縁側」とは?

「52間の縁側(ごじゅうにけんのえんがわ)」は、「第3のいしいさん家」とNPO法人わっかがタッグを組んで始まった、「高齢者・障害をもつ人・生きづらさを抱える人・ファミリー・みんなの居場所」を作るプロジェクト。


介護施設としてデイサービス、日中一時支援をするほか、子どもの遊び場、共助カフェ、障害者や生きづらさを抱える人の就職支援など「取りこぼしのない支援」を目指す施設です。


名前は「52間=94m」(1間は1.818m)におよぶ長い縁側の設計から。
プロジェクトについてさらに読む>


大自然の中の「みんなの家」

場所は千葉県八千代市の米本地区。八千代市のやや東側で、マンションの立ち並ぶ市街地と比べるととても自然の多い地域です。土地に出会うまでのストーリーにある通り、URの大きな団地や介護・支援関連の施設がいくつかあります。

NPO法人「わっか」理事長の宮本さんによると、米本は八千代市の中でも共助の仕組みが整っている地域。スーパーなどへのアクセスは決して良いわけではありませんが、その分声を掛け合って生きていく自治が実現されているそうです。

そんな人と自然の混じり合うこの地区に、”52間の縁側”は建設予定です。


こちらが現在の様子。細長い地形になっていて、奥から手前にかけて緩やかに斜面になっています。この斜面を活かして子どもたちの遊び場である”じゃぶじゃぶ池”ができます。盛夏の取材時はセミの大合唱!水遊びだけでなく、虫取りにも精が出そうです。


こちらが反対側からの眺望。山側は畑や家畜小屋(ヤギを飼うとか!)になったり、果樹なども植える予定とのこと。植栽や柵など、できるところはワークショップなどを通してみんなの手で作っていくんだそうです。なんだかDASH村のようじゃないですか。募集がかかったら是非ご参加してみてくださいね。

共生カフェ、デイサービス、テラス

さて、中はどんな感じになるのでしょうか。主なお部屋スペースとなるのは3箇所です。

①共生カフェ
誰でもふらっと立ち寄れて、居心地のいい場所を目指すカフェです。”共生カフェ”の取り組みは全国的に行われていて、いずれも地域共生や自然との共生をテーマにしています。
ここはじゃぶじゃぶ池が目の前にあり、遊ぶ子供たちを眺めたり、向かいの民家でのデイサービスとコミュニケーションを取ったりすることもできます。


②デイサービス
みんなでご飯を食べたり主な居場所となるスペースです。
離れの古民家もデイサービススペースとなります。

③浴室・脱衣所など
主に介護用に使用されます。

52間の縁側のイメージ。白い空間は風が吹き抜けるテラス


そして、その他のスペースは外と内の仕切りがないテラス構造になっています。外で遊んでいる子供たちがそのまま上がれたり、農作業の合間に休憩しに行ったりと思い思いの時間を過ごせる、半屋外のスペースです。

建築を担当した山﨑建築士いわく、”建物は思いを持った人の姿勢が、佇まいがそのまま現れる“。発起人のいしいさんも宮本さんも、ここで過ごす人たちのことを思い浮かべて設計していったそうです。

建物が完成しても、そこからまた過ごす人たちの手で育てられていくことでしょう。

工事や準備は少しずつ進んでいき、2021年には完成の予定。これからも定期的にご紹介していきます。



取材・編集/きょん
八千代市在住5年の地元密着Webデザイナー&ライター。ADHDとうまく付き合いながら働く幼児2人の母です。
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